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病気は、しばしば「鵺」にたとえられます。「鵺」は、頭は猿、胴は狸たぬき、尾は蛇、手足は虎という奇怪な物の怪(注)で、からだの一部だけを見てもその本態を捉えることはできません。実は「病気」もこの「鵺」によく似ていて、私たちに多彩な症状を見せますが、その症状を生み出している、病気の「本体」を捉えることは容易ではありません。私たち医師は、病気というさまざまな「鵺」を、症状を手がかりにして引きずり出さなければならないのです。
(注) 物の怪:ここでは、想像上の生き物

1。 (46)筆者によると、診断のときに医師はどうするべきか。