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打ち合わせは参加するすべての人で議論をし、ひとつの結論を導き出していく作業である。その裏を返せば、意見が採用されていない人のほうが大勢いるのである。こうした場合、その場では納得しているものの、周囲からの扱われ方次第ではストレスが溜たまっていくことになるであろう。
「それならば、私はいなくてもいいじゃないですか」
当然ながら、この先この人からはポジティブな(注1)発言は得られないであろう。
メイン・アイデアを考えた人がすべての権限を握り始めたときは、特に注意が必要だ。最初に考えた人がその案件に責任を持つことは当然であるが、それと同時にチームのモチベーション(注2)への責任も持つことになると心得なければならない。そのために、本筋でないことは譲るクセをつけてみてはいかがだろうか。
では何が本筋で、何が本筋でないのか。それを客観的に計る基準は「正しいか、正しくないか」「好きか、嫌いか」で判断することができる。本筋は「正しいか、正しくないか」で判断され、本筋でないものは「好きか、嫌いか」で判断される。つまり、好きか、嫌いかという好みに関しては、個人的な一存(注3)で切り捨てるのでなく、さまざまな意見を積極的に受け入れるべきであると考える。そのことでチームのひとりひとりが自分の存在意義を感じ、前向きなアイデアを出してくれるようになるだろう。
(注1) ポジティブな:前向きな
(注2) モチベーション:やる気
(注3) 個人的な一存:自分ひとりだけの考え